ラミクタールだけじゃパイロットは無理?てんかん女性

自分がてんかんであることに悩む女性
パイロットになるには、航空身体検査で適合と診断される必要があります。
航空身体検査では、「てんかん(全般発作または部分発作)またはその既往歴のあるもの」は不適合とされています。もし幼児期(既往歴の対象)にてんかんだったとしても、不適合ということです。
また、「脳波記録で棘、棘徐波、明らかな局在性徐波または高度の基礎律動異常をしめす」場合も発作が起きていなくても不適合になってしまいます。
てんかんまたはその既往歴がないことがパイロットの条件になるので、ラミクタールで発作を抑えられていたとしても就職できないということです。
厳しいようですが、飛行機の操縦中にてんかん発作が起きてしまうと、お客さんの命を奪ってしまうという大きなリスクがあります。なので、てんかんについてはかなり厳しく規定されています。
てんかん女性が注意したいのは、月経時です。てんかんがある女性は、月経時には約3分の2の割合で発作が増えると言われています。月経の間にだけ起こる月経てんかんという症状もあります。こちらは割合は少なく、てんかん女性の全体の5%となっています。
原因は解明されていませんが、女性ホルモンの上昇や、電解質のバランスの変化、体内の水分量の増加による抗てんかん薬の濃度低下などが考えられています。
また、抗てんかん薬のなかには脳のホルモンをコントロールしている部位に影響を与えて、月経を長引かせてしまうものもあります。
女性は月経時以外にも、妊娠、出産などのときにもてんかん発作の確率が高くなりやすいです。てんかんではストレスが引き金となることもあり、それも関係している可能性もあります。
体の変化が起きたときには、発作に特に注意することが必要です。

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